寒い冬に、牛乳1本買うだけのために子供にジャケットを着せて車に乗せて、お店に着いたらおろして・・・みたいな作業をするのは考えただけで心が折れる事でしょう。
私が子供の頃(昭和)は、母親が昼寝中の弟を家に残して夕飯の買い出しにスーパーへ行ってたのを覚えています。あ、日本の話ですよ。あまり泣かない弟は、母がいなくても起きておもちゃなどで楽しそうに遊んでいました。
カナダでお留守番
さて、カナダですが、ニューブランズウィック州やマニトバ州では法律で12歳以下の子供を家に置いて外出するのは禁じられてるそうです。私たちが住むアルバータ州にはそのような法律(英語サイト)はありませんでした。ただ、暗黙の了解のようなものですが、10歳から一人でお留守番できて、12歳頃からベビーシッターをすることが出来ると言われています。アルバータでは一般的に12歳以下の子供をお留守番させるときにはベビーシッターを雇う人が多いそうです。
つまり、子供の知識、成熟度や経験値によりますが、親や保護者の判断と責任で決めることができます。ただ、子供が安全でいられる環境を整えることは親の役目であることも忘れてはいけません。
お留守番の基準
子供をお留守番するにあたって、以下のような基準を参考にされてはいかがでしょうか。- 緊急事態になったときにどうすればいいか判断ができる
- 911に電話し自分の名前と状況を伝えることができる
- こんなことが起こったらどうすると実際の例を挙げて考えさせる
- コンロで料理をさせない
- お風呂や水遊びをさせない
- 一晩のお留守番はしない
- ドアのベルが鳴ったり知らない人から電話が鳴っても勝手に出ない
- 12歳以下の子たちだけでお留守番をさせない(下の子供の面倒を見させない)
子供が取得できるコース
カナダセーフティカウンシルが10歳以上の子供が一人でお留守番するためのコース(英語サイト)を出しています。ここに書いてあることだけを鵜呑みにして判断することは大変危険です。保護者の責任の下判断してください。
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