Monday, September 3, 2018

秋草に


秋草に 置く白露の 飽かずのみ 相見るものを 月をし待たむ

End of the Worldに通うこと3回。陽、雲、人が刻々と変わりゆくなか、シャッターを押せずに夕暮れの闇が迫った。イメージです。とにかく数を撮りまくる。という現状が優先します

地の果てというのは意外と悪くないのかもしれません。心に不安を抱えた人間はわざわざこんな処にはやってこないのです。ただ、美しい落日を友人と、あるいは恋人といまここで見る時間はすぐに過ぎ去ってしまうし、また再び同じ日がくることもないでしょう。はかなさを惜しみながら、その先に希望をつないでいく。という素直さが佳い歌だと思います。

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