Thursday, November 15, 2018

細雪

先日訪ねたモントリオールは何から何までフランス語であることに面喰らいました。稽古するならむしろまず英語が先だと思いつつ、だいぶ月日が経ってすっかり冬ですね。All is Bright Festival on 124.



「知らない人は誰も雪子を純日本趣味のお嬢様とばかり取りがちだけれども、それは服装や体つきや言語動作から受ける表面の感じで、あれで実際は必ずしもそうでなく、現に今も仏蘭西語の稽古をしているし、音楽などは日本物より西洋物の方により理解があると云う風なのである」『細雪』(谷崎 潤一郎 著)

Tuesday, November 6, 2018

オーロラが見れる街エドモントン

日本人を魅了し続けてやまないオーロラ。

皆様も人生に一度は見てみたいと思ってらっしゃるのではないでしょうか。

なんと、このアルバータ州エドモントンでもきれいなオーロラが見れます。
ここに住んで8年弱ですが、何度も見ました。

一言にオーロラと言っても、薄い雲と間違えるレベルのようなものから、黄色で龍のように動くオーロラ、また『オーロラ爆発』と言われるような何色にもわたるオーロラのカーテンまで様々です。

オーロラ爆発のように、白、ピンク、赤、紫などのオーロラが360度全方向、あたまのてっぺんから地平線レベルの高さまでレースカーテンのように下りてきて動いてるのを見れたのは過去に2回だけですが・・・でもエドモントンで見れるんです!

今住んでる家の寝室やベランダからも何度か動くオーロラを見ているのですが、やはりオーロラ爆発レベルをみようと思うと、眠かろうが寒かろうが、オーロラがでているのなら外出必須です。

余談ですが、私の主人は、エドモントン出身ではないけれど、プレーリー地帯に長く住んでいたので小さいころからオーロラを見ていたらしく、夜中にオーロラ見学付き合ってと起こすと、とても嫌がります(笑)カナダ人にとっては、虹と同じようなもので特別ではないのかもしれません。虹が出てると聞いてわざわざ車を出して見に行かないでしょ、と言われたことがあります。



イエローナイフやホワイトホース、フォートマクマリーまでいかなくても、エドモントンの街灯のないグラウンド、公園、郊外の農地でも、それなりのものは見れます。このあたりだとElk Island National Parkがダントツで綺麗に見れると言われています。

勿論、やみくもに行っても見れるわけではないので、アルバータ大学が運営しているaurorawatchをチェックしたり、メールでアラートを送ってもらうように設定して、タイミングを計る必要があります。

去年までの数年間は、太陽の動きがとても活発だったらしく、よくアラートが届いていたけれど、最近は滅多にみないですね。それから、オーロラが出る時間が夜なので、朝メールに気づきがっかりすることも多々あります・・・。

見過ごしたくない方は、NASAのウェブサイトから太陽の動きを見ていれば、太陽フレアの発生がわかり、それが地球に到達するまで2-3日あるので、ある程度予測がたてられます。それに合わせて、予定を立てElk Islandへ仕事終わりに直行していたツワモノの友人もいました。

また、オーロラが発生していてもお天気が悪いと見えないし、緯度の高いエドモントンでは、夏の間は夜でも空が明るいので見れる時間帯が短いです。またノースに住むお友達がオーロラ出てると教えてくれてもサウスでは見えないこともあります。好条件が重なる必要があるんです。個人的な感覚ですがエドモントンのシーズンは4,5,10月な気がします。

ああ、久々にきれいなオーロラ見たいなあ。(↓拝借しました)